飛騨高山の「まちなみバス」、バスガイドが乗ると乗客21%増
観光地として著名な飛騨高山では、コミュニティバスの「まちなみバス」が、高山駅(高山濃飛バスセンター)を起点として、観光施設、商店街、公共施設、病院、駐車場などを1周約30分、左回りと右回りがそれぞれ1時間ごとに1日各10便(休日は9便)運行しています。運賃は大人、子供ともに100円、「まちなみバス」以外にも「さるぼぼバス」(飛騨の里方面に行きます)、「のらマイカー」(かなりローカルなところも走ります)にも乗ることができる1日フリー乗車券なら大人600円、子供300円です。
さて、この「まちなみバス」ですが、ゴールデンウィーク中に、バスガイドによる高山市内の観光案内を行いました。その結果が先日中部運輸局から発表されましたが、4月28日から5月7日までのゴールデンウィーク期間中、バスガイドが乗車した便の利用者は356人で、前年同日比21%増でした。これに対してバスガイドが乗っていない便は前年同日比1.2%減でした。ちなみに、ゴールデンウィーク期間中の「まちなみバス」の利用者は、外国人観光客が1割程度で、大半は日本人の観光客でした。満員状態だったとのことです。
「まちなみバス」は高山市中心部の観光スポットを通るので、(もともとの運賃が安いため)採算面はともかくとして、バスガイドの需要があるということでしょうか?
(参考:レスポンスホームページ http://response.jp/article/2013/05/29/198905.html、高山市観光情報ホームページ http://www.hida.jp/traffic/syuyubus.html)
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