名鉄三河線三河知立駅移設か?
名鉄の知立駅は、名古屋本線と三河線(猿投方面、碧南方面)が集まるターミナル。この知立駅付近を高架化する計画がありますが、事業費が高額なこともあり(615億円)、なかなか進んでいません。完成は2023年度のようです。
その知立駅付近の高架化なのですが、隣の三河線三河知立駅も高架化されます。三河知立駅は利用者の少ない駅で、しかも知立駅と三河知立駅は500メートルほどしか離れていません。というのも、もともとはここが知立駅だったのです。近くを走る名古屋本線にも駅があり、乗り換えすることができたのです。今の位置に知立駅ができたのは、かなり後になってからのことです。
そこで出てきたのが、三河知立駅を高架区間外に移設する案。愛知県、知立市、名鉄の3者は、三河知立駅を今より900メートル東の、知立市山町茶碓山周辺への平地に移設することを検討することを決めました。愛知県や知立市の試算では、移設を行えば全体の事業費を4億円、知立市負担分を4000万円減らす効果があるとしています。
移設先には民間企業の駐車場などがあります。移設を実際に行うには、地元に同意してもらう必要がありますが、これから進めるようです。移設が決まれば、国に高架化事業の変更手続きを行います。
(追記)
知立駅付近連続立体交差事業の事業計画が見直され、事業完了は当初より5年遅れて、2028年度になりました。総事業費も約792億円と増えています。なお、三河知立駅の移設は2023年度のこととなります。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130525/CK2013052502000047.html、知立市ホームページ https://www.city.chiryu.aichi.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/21/renritsuminaoshi2021.pdf)
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