北陸新幹線、列車名称を公募
2014年度末に金沢まで開業する北陸新幹線。以前にも書きましたが、JR東日本とJR西日本は、列車名を公募します。
列車名の募集期間は5月31日から6月30日。パソコン、スマートフォン、携帯電話または郵便はがきで応募することができます。ただ、公募で1位となった列車名が自動的に採用されるのではなく、応募で名前があったすべての列車名を参考にして、新しい列車名を決めるようです。列車名は9月にも発表する予定です。なお、商標登録、商品化する権利など応募した列車名にかかる一切の権利は、JR東日本、JR西日本に帰属します。
列車名を応募した人には、商品も用意されています。採用された列車名に応募した人から抽選で200人がもらえる優秀賞(北陸新幹線オリジナル3Dクリスタル彫刻)、応募した全員から抽選で50人がもらえる特別賞(長野県飯山エリア、新潟県上越エリア、富山、石川、福井の特産品を各10人ずつ)です。パソコン、スマートフォン、携帯電話から応募した人には参加賞として、北陸新幹線オリジナル壁紙をダウンロードすることができます。
北陸新幹線の列車名には悩ましいところがあります。実は、北陸新幹線の運行体系が決まっていないことから、採用される列車名がひとつか複数なのかも決まっていません。現在、東京-長野間で運行される「あさま」ですが、北陸新幹線金沢開業後は別の名前に変更される可能性もあります。金沢まで直通する便はともかく、長野発着は「あさま」がそのまま使われると思っていただけに、意外です。「あさま」をそのまま使えばよい長野発着便はともかく、金沢発着便に関して言えば、将来延伸する福井を含めて、各県とも満足する名称が望ましいと考えられます。特定の県のイメージが濃いものは避けたほうがよいと思われます。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/05/page_3871.html、北國新聞ホームページ http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130529103.htm)
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