« 関西広域連合が敦賀以西の北陸新幹線3ルートを比較した表について | Main | 近鉄団体専用車両に初代「あおぞら号」復刻塗装 »

富山県並行在来線会社の名前は「あいの風とやま鉄道」

 北陸新幹線が金沢まで延伸すれば、並行在来線は第三セクターになってしまいます。長野県部分はすでに軽井沢-篠ノ井間を営業しているしなの鉄道(長野以北は「北しなの線」となります)が、新潟県部分はえちごトキめき鉄道が、石川県部分はIRいしかわ鉄道が運営します。

 富山県部分も当然ながら第三セクターになります。これまでは名前が決まっていませんでしたが、5月30日に公募していた新社名の発表がありました。「あいの風とやま鉄道」です。6月下旬の株主総会で正式に決まります。

 公募は約2か月間で5380件の応募がありました。一番多かったのは、「きときと」の807件ですが、有識者11人で構成された選考委員会で、言葉の意味や響きから、「あいの風」(応募数46件)、「高志(越、古志)の国」(応募数191件)、「パノラマ」(応募数94件)の3つに絞られました。このうち、「あいの風」に決まった理由は、大伴家持の歌に出ていて、古くから県民に親しまれているからとしています。「あいの風」とは、北東に吹く風のことです。県内を横断する鉄道と重なり、「あい」の言葉が利用者との「出会い」を大切にし、「愛」される鉄道を目指す会社の姿勢に合うということです。なお、路線名(ひとつしかありませんが)もこの名前を使うようです。

 今までの感覚からすると妙な名前ばかりになりましたが、これで4社の名前が出そろいました。「あいの風とやま鉄道」には新駅の計画があります。このうち、高岡-西高岡間のほぼ中間にできる駅は、第三セクター転換2年後の開業を目指しています。これまで北陸線は特急で稼いでいました。新幹線が開業すればそれは消え、普通列車ばかりになってしまいます。国から貨物列車からの線路使用料を引き出しましたが、肝心の地元が使わなければ何にもなりません。幸い、富山近郊はそれなりに利用されるでしょうから、新駅の設置によりそれを強化することは望ましいことでしょう。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2013053102100007.html、チューリップテレビホームページ http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20130520165514)

| |

« 関西広域連合が敦賀以西の北陸新幹線3ルートを比較した表について | Main | 近鉄団体専用車両に初代「あおぞら号」復刻塗装 »

鉄道」カテゴリの記事

東海・北陸私鉄」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 富山県並行在来線会社の名前は「あいの風とやま鉄道」:

« 関西広域連合が敦賀以西の北陸新幹線3ルートを比較した表について | Main | 近鉄団体専用車両に初代「あおぞら号」復刻塗装 »