阪急三宮駅ビル、建て替えへ
阪急三宮駅の駅ビル(阪急神戸ビル東館)は、地下1階、地上4階の姿で1936年に完成し、百貨店や映画館などが入っていました。阪急電車がアーチをくぐるように出入りする構造がモダンであり、長年、市民に親しまれていました。
しかし、この阪急神戸ビル東館は1995年の阪神大震災で壊れ、1995年末に暫定的に地下1階、地上3階の姿で再建されています。スーパーや書店などが入っています。
この神戸阪急ビル東館を本格的に再建する話は1999年にも出されていましたが立ち消えとなり、暫定的な姿のまま今に至っていました。しかし、その再建の話が浮上したのです。神戸阪急ビル東館を高層の複合商業ビルに建て替え、商業施設やオフィスなどを入れるようです。神戸市とすでに協議に入り、14日に行われた阪急阪神ホールディングスの株主総会においても、神戸阪急ビル東館の建て替えによる再開発の方針を明らかにしました。
なお、他社の状況を見ると、阪神は三宮駅の大規模な改良工事を終えたばかりで、JR西日本は三ノ宮駅の三宮ターミナルビルを高層の複合商業ビルに建て替える計画があります。
(追記)
ライバルJR西日本の三ノ宮駅ビル建て替えですが、三ノ宮駅近くで温泉を掘削する準備を進めているようです。
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201303/0005847657.shtml、gooニュース http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/industry/OSK201306140137.html、Sankei Biz http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140128/cpd1401281607011-n1.htm)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR西日本」カテゴリの記事
- 昼間に保線工事をすれば、1か月分が1日で(2023.11.20)
- 敦賀の「サンダーバード」、「しらさぎ」ホームは31~34番線(2023.11.13)
「阪急」カテゴリの記事
- 阪急、阪神もクレジットカードのタッチ決済(2023.11.26)
- 阪急、座席指定サービス対応の車両を導入(2023.10.07)
- 阪急から南海、JRに乗り入れるのは急行(2023.08.17)
- 南海、新大阪へは阪急にも乗り入れ(2023.08.02)
Comments