豊肥線は8月4日全線復旧&「ななつ星in九州」バスコース廃止
JR九州に関する話題を2つ。
2012年7月の九州北部豪雨の影響で、豊肥線などが大きな被害を受けました。宮地-豊後竹田間は今なお運休中です。しかし、復旧工事の目途が経ち、当初の予定より1か月ほど早い、8月4日から運転を再開することになりました(ただし、今後の天候等の状況により、変更することもあります)。宮地-豊後竹田間の代行輸送は前日の3日までです。
現在は別府・大分-豊後竹田間、宮地-熊本-人吉間で運行されている、特急「九州横断特急」も別府・大分-熊本-人吉間を運行することとなります。しかし、「九州横断特急7号」(宮地-人吉間)、「九州横断特急47号」(別府-豊後竹田間)は、運転再開後も直通運転せず、「九州横断特急101号」(別府-熊本間)、「くまがわ3号」(熊本-人吉間)に分割して運転を行います。両列車は熊本で接続します。接続時間は2分です。このほか、列車の行き先や時刻の変更を行います。
運転を再開する「九州横断特急」の指定席券は7月4日より全国の「みどりの窓口」等で発売します。JR九州インターネット予約及び指定席券売機での指定席券の発売は7月20日からです。また、発売を停止していた各種割引切符についても、7月4日から発売を開始します(8月4日以降利用開始となるものに限ります)。
話は変わりまして、クルーズトレイン「ななつ星in九州」について。JR九州は「ななつ星in九州」の第三期(2014年4~6月出発分)の予約を7月1日から受け付けます。「ななつ星in九州」はこれまで2回(第一期(2013年10~12月出発分)、第二期(2014年1~3月出発分))参加者の募集を行ってきましたが、いずれも大人気でした。申込件数は第一期が814件(7.2倍)、第二期が1214件(9.6倍)で、キャンセル待ちが延べ1600組程度もいます。そのため、JR九州企画・実施分においては、第二期同様、これまでに申し込みをして落選した人の優先出発日を設定します。また、今回からは英語での申込フォームも設け、海外への販売も本格的に開始します。JR九州企画・実施分においては、海外に在住している人の専用受付枠を設けます。専用受付枠は2室です。
第一期、第二期の申し込みが好調であったことから、第三期においても基本的にはこれまでのものを継続します。しかし、若干の修正を行います。これまで3泊4日コースの4日目、1泊2日コースの2日目は、阿蘇-豊後森間(3泊4日コース)もしくは阿蘇-由布院間(1泊2日コース)をバスで移動することもできましたが、それを廃止します。そのほか、ダイヤの一部修正を行います。
(参考:JR九州ホームページ http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/GeneralFrameset?OpenFrameSet)
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