今年も10月に「カシオペアクルーズ for あきた」運行
JR東日本の豪華寝台特急として知られる「カシオペア」。普段は上野-札幌間を往復していますが、昨年の10月に「大人の休日倶楽部」会員限定で「カシオペア」を使った団体列車、「カシオペア・クルーズ」を運転しました。この「カシオペア」を使った団体列車が、今年も10月に運転されます。
「カシオペア」を使った団体列車、「カシオペアクルーズ for あきた」は、今年10月から始まる「秋田デスティネーションキャンペーン」の特別企画として運行されます。 JR東日本及びJR東日本グループの旅行会社、びゅうトラベルサービスが企画・販売します。10月5日~8日の3泊4日で催行されます。5日の8:00ごろ、上野駅を出発。上越線、羽越線経由で秋田駅に17:50ごろ到着します。個室から日本海の景色を楽しむことができるよう、1号車を先頭にして走ります。1日目は「秋田ビューホテル」などに泊まります。2、3日目は4つのコースに分かれて移動します。2泊目は乳頭温泉・夏瀬温泉など、各地の温泉宿に泊まります。「カシオペア」には3日目の夜から乗ることになります。レストラン等で夕食の後、秋田駅(19:30ごろ)、東能代駅(20:30ごろ)、弘前駅(22:00ごろ)から乗車します(乗車駅はコースによって異なります)。3泊目は「カシオペア」の車内です。「カシオペア」は4日目の早朝6:15ごろ、前沢駅に到着します。一関市内で朝食の後、中尊寺を参拝します。その後、一ノ関駅を10:30ごろに出発し、上野駅に17:30ごろに到着します。
「カシオペア」車内のサービスとしては、車内サービス専門スタッフ(バトラー)が乗車し、車内での案内・ウェルカムドリンク・特別アメニティーの配布などのサービスを行います。初めての試みのようです。1日目もしくは4日目の昼は、「ホテルメトロポリタン エドモント」中村勝宏名誉総料理長監修の特別ランチが楽しめます。3日目の夜は、八戸市にある「洋酒喫茶プリンス」マスターの佐々木良蔵氏によるカクテルタイムがあります。現地では、秋田駅到着時などに地元の人によるお出迎えがあったり、1日目の「ホテルメトロポリタン秋田」での夕食時に伝統芸能の披露があったりします。中尊寺では早朝特別拝観を行います。
気になるお値段は、部屋・2、3日目のコースによって異なりますが、大人1人の値段で、カシオペアスイート・展望室の乗車で、夏瀬温泉コースに参加した場合、448000円。カシオペアツインで、鳥海・男鹿コースに参加した場合でも368000円です。申し込みは「カシオペアクルーズ」専用ダイヤルまたは専用ホームページから申し込みますが、首都圏の主な「びゅうプラザ」や旅行会社でも発売されます。なお、スイート展望室・スイート・デラックスは申し込みを受け付けた後、抽選を行い、参加者を決定します。今回は「大人の休日」会員でなくても参加できるようです。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130604.pdf)
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