JR四国「清流しまんと号」は8月末まで、秋からは水戸岡デザインに
全国で「トロッコ列車」というものが走っていますが、その元祖とも言える存在が「清流しまんと号」。国鉄時代の1984年に貨車を改造して誕生しました。春から秋にかけて予土線を1日1往復します。最近は客車に近い「トロッコ列車」もたくさんありますが、これは貨車だったころの雰囲気を強く残しています。
この「清流しまんと号」、多くの観光客などに利用されましたが(2012年度は約3600人が乗車しました)、8月31日をもって現行デザインでの運行を終了することになりました。
今年の秋からは水戸岡氏のデザインによる車両として運行する予定です。車体はそのまま使いますが、外観は一新します。車両名も変更する可能性があるようです。
(追記1)
水戸岡氏デザインによりリニューアルされたトロッコは、「しまんトロッコ」という名前で10月5日から運行を開始します。2013年の秋は10月、11月の休日に運転します。「しまんトロッコ」は牽引車両のキハ54と合わせて、鮮やかな山吹色の外装となります。また、防雨・防寒のための着脱式シートを設置します。なお、平日は山吹色にラッピングされたキハ54のみが単独で走行します。
(追記2)
「清流しまんと号」が運行を終了する8月31日に、「清流しまんと1号」「清流しまんと2号」に乗車した人には、通常配布している記念乗車証とは別に、「元祖トロッコ列車『清流しまんと号』ラストラン記念乗車証」も配布します。「清流しまんと1号」が江川崎に到着した後には、宇和島駅長、窪川駅長がヘッドマークを取り外し、須崎駅長があいさつを行います。江川崎駅では、16~17時の間、西土佐外販部会による物品販売を行います。
また、翌日の9月1日には、松山発着で(伊予大洲・八幡浜・宇和島発着も可)、「さよなら『元祖トロッコ列車』ツアー」を行います。
(参考:JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/13-06-24/01.htm、http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/13-07-29/01.htm、http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/13-08-16/01.htm、愛媛新聞ONLINE http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130625/news20130625765.html、高知新聞ホームページ http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=304091&nwIW=1&nwVt=knd、MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/131006/ehm13100602360000-n1.htm)
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