加賀笠間-松任間、富山-東富山間の(並行)在来線新駅について
北陸線(並行在来線となるところを含みます)の新駅の話について取り上げます。
白山市は、北陸新幹線白山総合車両基地(仮称)の隣接地に、在来線新駅を設置する構想があります。当初は新幹線と在来線の乗り換え駅をつくる予定でしたが、発着本数が限られることなどからそれは断念し、普通の在来線駅となりました。場所は加賀笠間から約2.4キロ、松任から約2キロの北安田町地内。北陸線と都市計画道路末松徳光線が交差する地点です。整備費を白山市が負担する請願駅としての設置を目指しています。JR西日本の関連会社に業務委託し、ホーム形状や規模、需要予測を含めた基本構想を策定します。新駅の概略調査では、ホームのほか、駅前広場の規模、既存道路からのアクセス方法なども検討します。新幹線高架橋や白山総合車両基地に近接することから、整備するうえでの技術的な検証も行います。需要予測調査は宅地開発による人口増なども条件に加えて算定します。これらの調査を基に2014年度以降、JR西日本と協議します。また、白山市は駅周辺の土地区画整理事業の調査にも近く着手します。2014年度以降の市街化区域変更に向けて関係機関と協議します。
もうひとつ新駅設置の話があるのは、並行在来線あいの風とやま鉄道となる富山-東富山間。ここはすでに新駅設置が決まっている西高岡-高岡間とともに、新駅をつくっても採算性が高いとされています。新駅の候補地は、富山市鍋田周辺の旧JR富山操車場に隣接する県有地で、富山と東富山のほぼ中間。すでに排水や道路計画などに必要な測量を行っています。すでに基本方針は富山県と富山市の間で決められており、経費節減のため駅舎の規模は最小限、設置費用は国、県、市で1/3ずつ、補助制度に必要な計画は市が策定、周辺整備や駅前広場、アクセス道路については県と市が役割分担するとなっています。今年度からはあいの風とやま鉄道も加え、新駅の設置場所について検討しています。測量の後、関係機関と調整のうえ、具体的な土地利用やアクセス道路の計画などを行います。なるべく早く開業させたいようですが、過去の事例によれば、新駅の設置は、第三セクター開業が開業してから3~4年後になることが多いようです。
金沢、富山近郊では、ある程度普通列車の利用も見込まれます。当面はJRのまま残るところも、並行在来線となるところも、新駅をつくって旅客の誘致に励むのが望ましいといえます。自分の街の虚栄心を満たすだけで、周りに迷惑を掛けまくる新幹線駅ははっきり言って余計ですが。小松、加賀温泉、芦原温泉ぐらい特急が停まっているのであればやむを得ないですが、松任(白山市)に停まる特急はごくわずかです。新幹線らしいスピードが出ないまま、次の駅に着いてしまいます。
(参考:北國新聞ホームページ http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130724103.htm、Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130726-00001584-kitanihon-l16)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 姉ケ崎-長浦間、シェアサイクルを導入(2026.10.12)
- 秋の東北へ、普通列車の旅(9)(2026.10.11)
「JR西日本」カテゴリの記事
- 無人駅で息子や孫と待ち合わせるときはインターホンへ(2026.09.27)
- 美祢線代行バス、10月1日から停留所大幅追加(2026.09.15)
- 「サンダーバード」と「しらさぎ」の利用者数(2026.09.08)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 富山地鉄、「市内電車1日フリーきっぷ」発売(2026.10.04)
- 富山地鉄に213系(2026.09.25)
- IRいしかわ鉄道、シルバーウィークの午前に加賀温泉発金沢行きの快速運行(2026.09.08)
- 地鉄本線は全線維持へ(2026.08.02)
- 北陸鉄道の新造車両はひゃくまん系(2026.08.11)


Comments