駅から乗った電車が空を飛ぶ?
航空機は確かに速いですが、アクセスに時間がかかり、空港に着いても搭乗手続きに時間がかかります。新幹線などの鉄道とは違います。それを解決しようとしているのが、スイス連邦工科大学ローザンヌ校によって行われている、「Clip-Air」というプロジェクト。2009年から行われています。「Clip-Air」が実用化すれば、鉄道と同じように簡単に利用することができます。
その「Clip-Air」、どのような仕組みでしょうか? それは、鉄道の車両が翼やエンジン、燃料タンク、そして操縦室を備えた飛行ユニットに連結して、電車に乗ったまま空を飛ぶというものです。今の常識では考えられないことです。
「Clip-Air」には、航空輸送をより柔軟なものにすることができるという特徴があります。空席の多いフライトにはカプセル型のカーゴを搭載することもできます。1回のフライトで、胴体となるユニットを最大3つまで連結することができます。旅客ユニットばかり3つをつなげたら、最大450人を乗せることができます。ひとつの旅客ユニットの長さは30メートル、重さは30トン、線路で輸送できるようになっています。環境面においても配慮されており、「Clip-Air」はバイオ燃料で動くようです。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/wired/news/130705/wir13070515100002-n1.htm)
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