三重交通「神都バス」「アンパンマンバス」について
以前、伊勢にかつて運行していた路面電車をモデルにしたバス、「神都バス」が登場することは記事にしましたが、その続報が入りました。
7月3日に運行を開始した「神都バス」は、伊勢市駅前-外宮前-内宮前間を1日5往復します(毎日運行しますが、年末年始などの繁忙期等についてはダイヤを変更することもあります。また、車両点検等により通常車両で運行する場合もあります)。乗車できるのはこの3つのバス停のみで、伊勢市駅前-外宮前間のみの乗車はできません。内宮前行きは天皇陛下の行幸時の参拝経路である御幸道路(別名:御成街道)経由、伊勢市駅前行きは1946年に真珠王と呼ばれた御木本幸吉が米寿の祝いに宇治山田市(現在の伊勢市)に私財を贈り開通した御木本道路を経由します。
「神都バス」に乗車するには、運賃410円(子供は210円)のほかに、特別車両料金がかかります。大人、子供ともに290円です。乗車するにはあらかじめ神都バス利用券(特別車両料金)を購入しないといけません。内宮前行きは伊勢市駅前及び外宮前で当日8:40から運行終了までの間、伊勢市駅前行きは内宮前で当日9:00から運行終了までの間、発売します。発売枚数は各便48枚(着席28枚、立席20枚)限りで、完売した時点で発売を終了します。
三重交通関連なので、合わせて書きます。5月18日から、桑名駅前-長島温泉間に「それいけ!アンパンマン」のキャラクターをデザインした、「アンパンマンバス」の運行を行いました。長島温泉は「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」の最寄りバス停です。東海地方では唯一の施設です。「アンパンマンバス」は1日8往復、運賃は通常と同じ大人500円、子供250円です。予約制ではありません。
(追記)
「神都バス」の神都バス利用券ですが、2014年1月現在、車内で購入すればよいことになっているようです。
(参考:三重交通ホームページ http://www.sanco.co.jp/other/release130621.pdf、http://www.sanco.co.jp/other/release130508.pdf、http://www.sanco.co.jp/shuttle/post-22.php)
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