赤川仮橋は10月31日24時に閉鎖
1929年に完成したJR西日本の城東貨物線淀川橋梁(通称:赤川鉄橋、長さ610メートル)は、複線を設置することのできる橋ですが、この区間は単線でしたので、残る1線を大阪市が借り受けて、人道橋として利用してきました。赤川仮橋です。周辺住民の生活道路として利用されてきました。床は長らく木製でしたが、2010年に鋼板を敷きました。維持管理費を節減するとともに、タバコのポイ捨てによるボヤを防ぐためです。
しかし、「仮橋」と名前が付いているとおり、本来の使用者のJR西日本に必要があれば、赤川仮橋は閉鎖され、鉄道用になる運命になります。その時期がやってきました。2018年度末の開業を目指すおおさか東線の整備に伴い、淀川橋梁を含む区間も複線化されることとなり、赤川仮橋は閉鎖されることとなりました。10月31日24時です。
この赤川仮橋の代替となる橋は、約930メートル上流にある菅原城北大橋です。この橋の北側(東淀川区側)は堤防上の道路から渡ることができませんでしたので、スロープ橋を建設し、8月1日から供用を開始する予定です。
(参考:大阪市ホームページ http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000228644.html、日経ケンプラッツ http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20130730/626249/)
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