JR北海道、9月以降の臨時列車を追加
7月に起きた相次ぐ車両トラブルにより、函館-札幌間の「(スーパー)北斗」4往復、札幌-稚内間の「サロベツ」1往復、札幌-釧路間の「スーパーおおぞら」2往復が運休しています。これらの列車の運休は9月も続きます。
これではさすがに輸送力が足らないので、臨時列車が運転されます。以前の段階では「北斗91号」、「北斗84号」の運行しか発表されていませんでしたが(9月中は毎日運転)、それ以外にも函館線、宗谷線で臨時列車が運行されることになりました。
函館線については、休日にニセコ車両を使う「北斗65号」、「北斗74号」が運転されます。ニセコ車両は3両編成で、グリーン車、車内販売はありませんが、2号車に自販機があります。
宗谷線については、9月中の毎日、旭川-稚内間に臨時快速が1往復運転されます。キハ40等による2両編成で(運行本数の8割以上がお座敷車両です。1両の定員は32人。カーペット敷きで中央に掘りごたつがあり、座椅子が両側に並んでいます)、全車自由席です。車内販売はありませんが、車掌が乗務します。
根室線では臨時列車はありませんが、「スーパーおおぞら6号」が白糠・浦幌・トマムに臨時停車します。
(追記)
10月もJR北海道の特急の運休は続きます。代わりに運転される臨時列車も9月とほぼ同じですが、主に休日に運転される「北斗65号」、「北斗74号」は、5両編成のノースレインボー車両になる日があります。ノースレインボー車両で運転されるときは、名前が「北斗85号」、「北斗94号」に変わり、ダイヤも少し変更されます。
(参考:JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/pdf/130806_3-2.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130828-1.pdf、北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/489326.html)
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