阿蘇の「ななつ星in九州」レストランは一般客も利用可能
10月15日に運行を開始する「ななつ星in九州」についての続報です。
「ななつ星in九州」では、3泊4日コースは4日目(金曜日)の朝6~10時ごろ、1泊2日コースは2日目(日曜日)の朝6~9時ごろに阿蘇駅のレストランで朝食をとります。駅舎とは反対側の2番乗り場にできるそのレストランは、「火星」と名付けられました。火の国、熊本に輝く星という意味を込めて名付けられたものです。駅のホーム上にある庭付きの本格レストランで、景色を楽しむことができるようにガラス張りとなっています。阿蘇の空気や雄大さをゆっくり楽しむことができるようにオープンテラスも設置されています。庭に樹木を植え、自然に囲まれた遊歩道を整備します。とてもホーム上にあるとは思えません。
「火星」の総座席数は30席、レストランの面積は建物が約62平方メートル、庭が約1108平方メートルです。「ななつ星in九州」の運行開始日と同じ10月15日にオープンしますが、「ななつ星in九州」の利用者が使うことができるのは18日からとなります(4日目の18日に阿蘇に到着します)。営業時間はまだ決まっていません。また、「ななつ星in九州」の乗客には、一般の利用者(利用するには、入場券もしくは乗車券が必要です)とは別のメニューが供されるようです。
同じ「ななつ星in九州」関連で書きますが、「ななつ星in九州」の乗客のみが乗ることのできる専用のバスというものがあります。駅周辺の観光などで使われる、専用の貸切バスです。列車とともについていくのでしょう。こちらも水戸岡氏によるデザインで天井から床まで木をふんだんに使用しています。色は列車と同じ古代漆に塗られています。定員は横4席×縦8列の32人、シートピッチは920~950ミリ、トイレは最後部に1か所あります。トイレや洗面所は広く、とてもバスの中とは思えません。
(参考:JR九州ホームページ http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/GeneralFrameset?OpenFrameSet)
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