肥薩おれんじ鉄道が「おれんじカフェ」を運行していた
肥薩おれんじ鉄道は、8月8日から、団体客用貸切列車「おれんじカフェ」を運行しています。
「おれんじカフェ」は、既存の車両にテーブルなどを設けた専用車両(座席数46席)を使います。イベント兼用車両を使った場合は、37席です。通常の定期列車に連結して2両編成で走ります。8~9月の予定では、八代-出水間を1往復するのが週5日、出水-川内間を1往復するのが週2日です。
料金は八代-出水間または出水-川内間の片道利用(所要時間は1時間~1時間20分程度)で、60000円。お金さえ出せば、1人でも貸し切ることができるようです。ホットコーヒー、アイスコーヒー、オレンジジュース、お茶のフリードリンクつきです。持ち込みもすることができます(持ち込み料金は無料)。別料金で食事をつけることができます。1800円、2800円、3800円の3種類。カフェ特製お弁当などがついてきます。乗車7日前までに予約が必要で、食事もそのときに注文します。
この「おれんじカフェ」、3月から運行を始めた「おれんじ食堂」での経験が活かされているようです。沿線住民の利用が大きく期待できないだけに、いかに魅力的な観光列車を生み出すかが、肥薩おれんじ鉄道の課題となっています。
(参考:肥薩おれんじ鉄道ホームページ http://www.hs-orange.com/reservedtrain/、西日本新聞ホームページ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/22975、南日本新聞ホームページ http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=50358)
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