西武新宿線地下化で沼袋は島式ホーム2面4線に
高田馬場を出るとすぐに地上を走る、西武新宿線。東京23区内も、地上を走り続けます。
しかし、その西武新宿線に、立体交差の話があります。中井-野方間が地下となります。細かく言うと、中井-新井薬師前間の中野区に入ったところから地下となり、野方駅の手前で地表にもどります。約2.4キロが事業区間でそのうち約2.1キロが地下となります。用地取得の状況にもよりますが2013年度に着工し、2020年の完成を目指します。事業費は726億円の見込みです。
この地下化により、新井薬師前、沼袋の両駅が地下になります。新井薬師前は1面2線の島式ホームで、ホームの幅は約7~8メートル、長さ170メートルです。そして今新幹線「こだま」停車タイプの沼袋は、2面4線の島式ホームとなります。ホームの幅は4~9メートル、長さ170メートルとなります。
沼袋が2面4線となることで、今は各停しか停まらない沼袋に急行などが停まり、緩急接続を期待するかもしれません。しかし、それは厳しいでしょう。地下化後でも、ホームの長さは8両分しかありません。急行等は停まらず、ただ通過を待つのみです。
(追記)
西武新宿線中井-野方間地下化工事の予定工期は2013年11月~2021年3月です。
(参考:建設通信新聞ホームページ http://www.kensetsunews.com/?p=17221、中野区ホームページ http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/164000/d004388_d/fil/renritusoan.pdf、西武ホームページ http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/information/__icsFiles/afieldfile/2013/10/10/20131010information.pdf)
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