小木直江津航路に双胴船就航へ、東京・大宮から佐渡汽船ターミナルまで直行バス
佐渡汽船は、小木港と直江津港とを結ぶ小木直江津航路に、双胴船を就航させる予定です。
もともとこの航路には2015年夏に三胴船を就航させる予定でした。それが双胴船に変更になったため、就航スケジュールが早まり、2015年春の北陸新幹線開業に間に合うようになったのです。小木直江津航路は関西からの佐渡観光にも使われるルートですが、北陸新幹線と双胴船の効果でスピードアップを図ることができると思われます。
佐渡汽船に関連する話として、ついでにもうひとつ触れておきます。8月1日から、東京・大宮から佐渡汽船ターミナルに直行するバスが運行されたのです。新潟交通、西武バスが運行します。
従来から運行されている東京-新潟間の高速バス(こちらも新潟交通、西武バスが運行。1日16往復、池袋駅東口-万代シティバスセンター間の昼行14往復、新宿駅西口-万代シティバスセンター間の夜行2往復)とは違い、この直行バスは、1日2往復。昼行と夜行が1往復ずつです。大宮駅西口・長岡駅東口にも停まります。新潟駅前、万代シティバスセンターに停まるのは従来のバスと同じです(ちなみに、8月1日から、従来からあるバスの新潟市内のルートが変わり、一般道区間は新潟駅前、万代シティバスセンターにしか停まりません)。昼行の池袋駅東口-万代シティバスセンター間の所要時間で比較すると、従来からあるのは5時間17分、新しくできるのは5時間24~25分です。
運賃についても、従来からあるバス(8月1日から変更)、佐渡汽船ターミナルまで行く新しいバスともに、乗車日、便ごとに運賃が変わります。東京都内-新潟駅前、万代シティバスセンター、佐渡汽船ターミナル間の運賃は3000~6000円です。10月までの運賃を見る限り、昼行よりも夜行のほうが高く、休前日・休日の夜行便の運賃は2番目に高いA運賃(東京-新潟間5500円)が並んでいます。10月までの間は、お盆の間も含めて、一番高いS運賃を設定している便はありません。なお、子供は半額ですが、往復割引はありません。
(追記)
小木直江津航路に就航する高速カーフェリーは、2015年4月21日運行開始です。
(参考:朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/area/niigata/articles/TKY201308220306.html、新潟交通ホームページ http://www.niigata-kotsu.co.jp/new/130618_tokyo.pdf、http://www.niigata-kotsu.co.jp/new/130618_omiya.pdf、佐渡汽船ホームページ http://www.sadokisen.com/info/?cd=197)
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