しなの鉄道に観光列車
しなの鉄道は、2014年夏を目途に観光列車を導入する方針です。
観光列車は115系3両編成を改装してつくります。車両の色を塗り替え、県産木材を使って大幅な改装を行います。車内では地元の食材を使った食事を提供します。また、沿線地域と連携し、車内で観光地の紹介や特産品の販売を行うコーナーをつくったり、停車中に沿線自治体が観光PRをしたりということも考えているようです。列車は家族連れがゆったりとくつろぐことができるように、定員は現行車両の約180人(座席だけの定員?)から100人程度に減らします。週末や春休み、夏休み、年末年始などに軽井沢-長野間で年間180日ほど運行する見込みです。
話は変わりましたが、しなの鉄道は同じ8月27日、第一四半期(4~6月)の輸送実績と経営状況を発表しました。それによりますと、輸送人員は前年同期比1.7%増の約271.6万人、運賃収入は2.4%増の約5.88億円ということです。
細かく見ていきますと、輸送人員のうち、通勤定期利用者は前年同期とほぼ同数の約75.4万人、通学定期利用者は2.7%増の約124.1万人。これに対して定期外利用者は1.8%増の約72.1万人、特に4月は7.0%増でした。しなの鉄道は169系引退イベントの効果とみています。169系の力は絶大だったのです。営業利益は前年同期比32.3%の約1.22億円、経済利益は41.2%増の約1.1億円ですが、この要因は橋の塗装工事の有無によるもので、通年ではこのような大幅増加はないとみています。
(参考:信越観光ナビ http://www.shinetsu-navi.jp/2013/08/28_034413.php)
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