品川駅線路切り替えで「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」2日間運休
東海道線及び横須賀線の品川駅構内において、新車両基地の使用開始および品川駅9、10番線の使用開始に伴い、線路切り替え工事を行います。その切り替え工事はおよそ34時間にわたるもので、東海道線は11月22日終電後から11月24日10:20ごろまで、横須賀線は11月23日終電後から11月24日10:20ごろまで行われます。悪天候等やむを得ない事情により実施できないときは、2014年1月24日終電後から2014年1月26日10:20ごろに延期します。
この切り替え工事に伴い、工事時間帯において、東海道線は東京-横浜間で列車の運転を取りやめ、横浜駅での折り返し運転を行います。横須賀線は発着駅を新宿駅や大崎駅に変更して運転します。東京駅発着の特急「スーパー踊り子」「踊り子」は、発着駅を新宿駅や横浜駅に変更して運転します。列車名を変更するものもあります。
影響が大きいものもあります。東海道線唯一の夜行列車、「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」。東京-横浜間の運転ができないため、東京行きは11月22日、23日(始発駅基準)、高松、出雲市行きは11月23日、24日(始発駅基準)、全区間で運休します。名古屋や大阪のような中間地点で工事をするならともかく、端の東京で工事をしているのに、区間を短縮したり、行き先を変更したりすることはありません。首都圏だけでなく、四国や山陰まで影響がある夜行列車を運休させるのは、夜行列車自体の優先度が極めて低いということでしょう。区間を短縮したり、行き先を変更したりすることができない何らかの事情があるかもしれないですが、「サンライズ」に乗ろうとしている人は要注意です。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000019494.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR東日本」カテゴリの記事
- 「ムーンライトながら」、ついに廃止(2021.01.23)
- JR東日本、砕石輸送用ディーゼルカー&事業用電車を投入(2021.01.20)
- 緊急事態宣言で車内販売再び縮小(2021.01.16)
- 緊急事態宣言でJR東日本等の深夜時間帯の一部列車、1月20日から運休(2021.01.14)
「JR東海」カテゴリの記事
- 「ムーンライトながら」、ついに廃止(2021.01.23)
- 緊急事態宣言で車内販売再び縮小(2021.01.16)
- JR東海、HC85系と315系の次に「しなの」更新か?(2021.01.11)
- 2021年3月ダイヤ改正発表(3)(JR東海、JR西日本)(2020.12.21)
「JR西日本」カテゴリの記事
- JR西日本、緊急事態宣言で「つるぎ」や在来線特急を運休増(2021.01.17)
- 緊急事態宣言で車内販売再び縮小(2021.01.16)
- 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は山口線経由に(2021.01.07)
「JR四国」カテゴリの記事
- 阿佐海岸鉄道のDMV導入は2021年度に(2021.01.02)
- 2021年3月ダイヤ改正発表(4)(JR四国、JR九州、JR貨物)(2020.12.22)
- 国交省、JR北海道への財政支援を2021年度以降も継続へ(2020.12.14)
- 「Go To トラベル」で高松-松山間日帰り5000円(2020.12.23)
- 阿佐海岸鉄道もディーゼルカーの運行は11月まで(2020.11.03)
Comments
通常なら運転区間を短縮すると私も思ったのですけど、今回は「車両基地の移転」を伴うことから、リネン類の交換がネックになって難しいんだろうなと思いました。
とはいえ、尾久か国府津で行うことくらいは検討してほしいですけどね。
一方、踊り子号などは横浜発着となるようですが、こちらは枕カバーなど交換する点数も少ないことや折り返し本数がまとまって存在することから、交換要員が移動するだけですむのかなという感じです。
Posted by: うえしょう | 2013.09.19 10:47 PM
うえしょうさん、おはようございます。
* 今回は「車両基地の移転」を伴うことから、
昼行ならともかく、夜行ならではの問題でしょう。ただ、本当に夜行が重要なら、他のところで作業をやるのでしょうが。
Posted by: たべちゃん | 2013.09.20 05:51 AM