「ひかり早特きっぷ」等廃止、名古屋-新大阪間の「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」は往復タイプに
JR東海は、新幹線回数券などの特別企画乗車券について、利用の少ない商品・区間の発売を終了するとともに、一部の商品のリニューアルを行います。
2013年10月31日利用開始分をもって発売を終了するのは、「ひかり早特きっぷ」(グリーン車用、普通車指定席用)、「のぞみJ回数券」(グリーン車用、普通車指定席用)、「新幹線熱海温泉割引きっぷ」、「沼津・静岡 新幹線きっぷ」、「こだま&伊豆フリーきっぷ」、「こだま&鎌倉・江ノ島フリーきっぷ」、「こだま&箱根フリーきっぷ」、「伊豆フリーQきっぷ」の8種類です。以前から発売されていたものから「こんなものあったのか?」と言いたくなるようなものまであります。同じ10月31日利用開始分をもって一部区間の発売を終了するのは、「新幹線回数券」(グリーン車用、普通車指定席用、普通車自由席用)、「岐阜新幹線スーパー回数券」、「こだま号専用グリーン回数券」、「ひかり・こだまグリーン回数券」、「ひかり・こだま自由席回数券」、「東京ひかり・こだま自由席回数券」、「新幹線自由席回数特別急行券」(代替商品は「TOICA定期券」です)の7種類95区間です。なお、10月31日までに買えば、有効期間終了日まで使えます。
11月1日利用開始分からリニューアルされるのが、「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」。「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」は10月31日利用開始分(10月24日発売分)までとなり、11月1日からは「新幹線自由席用早特往復きっぷ」となります(前売り開始は10月1日から)。名古屋市内-大阪市内のみの設定で、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の普通車自由席に乗ることができます(名古屋市内、大阪市内を除いて、在来線には乗車できません)。これまでの片道タイプから往復タイプ(3日間有効)になり、値段は8900円となります(片道あたりにすると4450円)。子供用の設定はありません。乗車日の1週間前まで発売し(「新幹線自由席用早特往復きっぷ」の場合は、ゆき乗車日の1週間前まで)、販売席数に制限があることは従来と変わりありません。「ゆき」の乗車日の変更はできず、途中下車はできません。名古屋地区及び大阪地区のJRの主な駅・主な旅行会社の支店・営業所で販売します。簡単にまとめると、「のぞみ」に乗ることができる代わりに、片道だけの利用ができず、値段が若干上がるということになります。
余談ですが、1週間ほど前に(間もなく廃止もしくは大幅リニューアルされる)「ひかり早特きっぷ」、「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」を使って旅行に出かけました。近いうちに記事にしたいと思っています。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000019547.pdf)
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