函館商工会議所の松本会頭、「新函館北斗」を提案
2016年に北海道新幹線が新函館まで伸びますが、「新函館」はあくまでも仮称です。利用者へのわかりやすさを考えたら「新函館」がベストなのですが、「新函館」が函館市にはなく、隣の北斗市にあるのが事態をややこしくしています。北斗市は「平成の大合併」でできた歴史の浅い町で、両者の規模・知名度には圧倒的な差がありますが、北斗市は一人前に「北斗函館」を新幹線の駅名にするように主張しています。もちろん、函館市は「新函館」を新幹線の駅名にするように主張しています。
函館商工会議所も新幹線の駅名については「新函館」にするように主張していましたが、このままではまとまらないのも残念ながら事実です。そこで函館商工会議所の松本会頭は29日、会頭2期目就任の記者会見で、新幹線の駅名について「新函館北斗」とするように提案しました。また、新幹線の駅名問題については、高橋北海道知事が調整することを期待しているようです。
新幹線の駅名については確かに「新函館」「北函館」(北斗市の「北」をかけています)あたりがわかりやすさからベストでしょうが、ここまでこじれた以上は妥協点を図らないといけないでしょう。ただ、「新函館北斗」の「新」は余計なような気もします。「函館北斗」という駅名はないのですから。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131030-OYT8T00050.htm)
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