銚子電鉄、11月21日から大幅減便
銚子電鉄は、11月21日から列車の本数を大幅に減らすダイヤ改正を行うことを発表しました。理由は以前にも書いたとおり、車両不足です。所有する車両のうち1編成が長期検査に入り、3編成のみとなるので、現行のダイヤが維持できないのです。
また、利用者が減っているため、収支改善策の一環としても行います。2006年に経営の窮状を訴える文書を自社ホームページに掲載したことにより、輸送人員は2005年度の約65万人から、2006年度は約71万人、2007年度は約83万人と大幅に増えましたが、東日本大震災の影響もあった2011年度は約48万人と(文書を掲載する前の)2005年度の水準を下回っています。
現行の本数は1日33往復。1時間当たりで言えばおおむね2本です。早朝や深夜の列車を除き、中間の笠上黒生駅で列車の交換を行っています。それがダイヤ改正後は1日21往復に減少します。12往復の減少です。朝ラッシュ時は1時間当たり2本を維持しますが、日中と夜間の列車を減らします。笠上黒生駅での列車の交換も朝のラッシュ時以外は行われなくなります。
なお、観光客の多い休日などには、団体客用の不定期の臨時列車を運行できるようにします。
(参考:銚子電鉄ホームページ http://www.choshi-dentetsu.jp/、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2013/10/19/208870.html、千葉日報ウェブ http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/161966、毎日jp http://mainichi.jp/area/chiba/news/20131019ddlk12020219000c.html)
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