北近畿タンゴ鉄道「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」毎日運転に
北近畿タンゴ鉄道は観光車両「あかまつ車両」「あおまつ車両」を製作し(リニューアル車両)、4月から隔日で「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」を運行しています。
ただ、隔日での運行は使いづらいとも言えます。そこで、既存の一般車両を「あかまつ車両」「あおまつ車両」に合うようにリニューアルした「コミューター車両」を投入し、編成を組み替えることによって、毎日運行できるようにします。すなわち、現行は「あおまつ車両」と「あかまつ車両」が2両セットになって運行されていますが、このペアを解消し、「コミューター車両」と「あかまつ車両」が新たなペアを組み、「あおまつ車両」は1両単独となります。編成の変更は11月1日に行われます。11月1日からは、「コミューター車両」と「あかまつ車両」のセットが宮津線を走る「丹後あかまつ1号」「丹後あかまつ2号」を毎日担当し(10月までは偶数日のみ運転)、「あおまつ車両」が宮福線を走る「丹後あおまつ1号」「丹後あおまつ2号」を毎日担当します(10月までは奇数日のみ運転)。料金については、「あかまつ車両」のみが運賃のほかに300円の乗車整理券が必要で、「コミューター車両」「あおまつ車両」は運賃のみで乗車できます。
さて、新たに投入される「コミューター車両」も水戸岡鋭治氏がデザインしたものです。10月20日から運用を開始します。「コミューター車両」は「丹後あかまつ号」として運用されるほか、朝夕の通勤・通学時間帯に普通列車としても運行されます。「あおまつ車両」も朝夕の通勤・通学時間帯には普通列車として運行されます。
(追記)
2014年3月15日のダイヤ改正で、「丹後あおまつ号」を増発します。これまで午後に西舞鶴-福知山間、福知山-天橋立間を運行していましたが、それを午前に変えます。午後は福知山-天橋立間を往復します。合計で4本に増えるのです。ダイヤ改正により、「こうのとり」などからの乗り換えをスムーズにすることができます。また、「丹後あかまつ号」のダイヤも変わるので、1日で「丹後あおまつ号」「丹後あかまつ号」の両方の列車に乗ることができるようになります。
具体的なダイヤは2月下旬に公表されます。
(参考:北近畿タンゴ鉄道ホームページ http://ktr-tetsudo.jp/index.html、産経関西 http://www.sankei-kansai.com/2013/10/18/20131018-067191.php、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXNZO65318100V10C14A1LDA000/、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASG1J44M8G1JPLZB00L.html)
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