JR西日本、可部線の延伸許可申請を提出
このblogでも何回か取り上げた、2003年11月にいったん廃止された可部線の一部区間を復活する話ですが、前に進むことになりました。当初の予定よりかは遅れましたが、JR西日本は27日、可部線可部-旧河戸間を電化して復活させる計画について、中国運輸局に事業認可の申請をしました。一連の許認可手続きが終わり次第、JR西日本は線路を敷き直す工事を行います。運輸局によれば鉄道事業の許認可手続きは通常、申請から工事開始まで6~10か月かかるようです。
延伸される区間は約1.6キロ。県営住宅跡地がある旧河戸駅の西に終点、安佐北区役所に近い中間点に新駅を設けます。可部まで行く1日99本の列車が延伸区間まで走ります。線路や駅舎などの整備費27億円は国と広島市が負担します。以前に書いた話の通りです。
もともと可部線の延伸は2015年春に行われる予定でした。それには夏までに事業認可申請をしなければならなかったのですが、廃止前に使っていた施設の安全性や周辺民家への影響を慎重に検討していたため、遅くなったのです。当初より1年遅れ、2016年春の開業を目指しています。
(参考:中国新聞ホームページ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201311280048.html)
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