熊本市電「でんでんnimoca」は2014年3月利用開始
以前に書いた、熊本市電のICカードの話です。
熊本市交通局が9月17日から30日の間、ICカードの名称の募集を行いました。979件の応募があり、類似名称を含めて58件の応募があった「でんでんnimoca」が採用されました。「いつでん(いつでも)」「どこでん(どこでも)」市でん(電)に乗って出かけようという意味合いが込められています。一番応募が多かった名称は、熊本らしく「くまもんnimoca」の106件でしたが、「くまもん」は特定の商品名称には使用できないとのことなので(公共性の高いものにまで適用するのはいかがとも思えますが)、採用を見送りました。「熊電nimoca」も51件と多かったのですが、熊本電鉄と混同する可能性が高いため見送りとなりました。
この「でんでんnimoca」は西鉄のICカード、「nimoca」がベースとなっています。「でんでんnimoca」は熊本市電オリジナルカードという位置づけです。熊本市電においては、「でんでんnimoca」、「nimoca」のほか、「Suica」など全国相互利用サービス対象のICカードを使うことができます。参考にした資料には明示されていませんが、「でんでんnimoca」も「nimoca」である以上、JR東日本などでも使うことができるのでしょう。
意外なのはサービス開始時期、熊本市電のICカード導入は2014年3月になる予定です。もう少し後だと思っていただけに意外です。
(追記)
「でんでんnimoca」は2014年3月28日から運用が開始されます。「でんでんnimoca」も同日から発売されます。ポイントサービスもあります。
(参考:熊本市交通局ホームページ http://www.kotsu-kumamoto.jp/Content/Upload/p2_1_11251028icmeishoukettei''.pdf、西鉄ホームページ http://www.nishitetsu.co.jp/release/2013/13_106.pdf、MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/140317/kmt14031702030000-n1.htm)
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