新幹線にリゾート列車?
JR東日本は2012年10月に「グループ経営構想V ~限りなき前進~」を発表しました。
この発表をしてから1年が経ちました。取り巻く環境の変化を踏まえ、経営構想の実現に向けた取り組みを加速させるため、この「グループ経営構想V」の中で今後特に力を込めて推進を図る項目として、このたび「今後の重点取組み事項」を策定しました。「今後の重点取組み事項」もボリュームがあるので、気になる事項をピックアップしていきます。
山手線にホームドアを設置することは「グループ経営構想V」にもありましたが、今回は第2期整備計画を策定しています。目の不自由な人の利用が多い駅など単体駅での整備、線区単位での整備計画の策定を行います。工事費の圧縮や工期短縮などにより、山手線の整備費用と比較して約2割のコストダウンを目指します。
エネルギー・環境戦略の推進として、交流区間乗り入れ用の蓄電池駆動電車の開発を行います。烏山線のEV-E301系の交流版のような電車です。
そして、観光立国の推進のため、乗ること自体が目的となる列車づくりを考えています。目玉は、新幹線車両を使ったリゾート列車。在来線のリゾート列車はたくさんありますが、「新幹線車両を使ったリゾート列車」とはどういうものでしょうか? 話が具体化されるのを待ってみたいです。
なお、2020年に東京オリンピックが開催されることになり、羽田空港の利用者増加が予想されます。空港アクセス改善策を検討していますが、具体的にはどのような改善策を考えているのでしょうか? 東京モノレールの改善なのでしょうか、それとももっと大きいことを考えているのでしょうか?
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131019.pdf)
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