関空第3ターミナルの続報
以前にも取り上げた、関空第3ターミナルの話です。
Peachを筆頭にLCCが増え続ける関空。LCC用のターミナルとして第2ターミナルがありますが、手狭となっているため、Peach以外は使えません。しかも、第2ターミナルの受け入れ能力は年間400万人ですが、今年度で280万人に達する見通しです。このペースで行くと、数年でパンクしてしまいます。そのために浮上してきたのが第3ターミナルです。第2ターミナルの隣に建設されます。受け入れ能力が800万人になります。第3ターミナルはLCC各社が複数で使うターミナルで(Peachも第3ターミナルを使います)、2015年度中着工、2016年度下期供用開始予定です(駐機場などの一部の空港施設は2015年度中に供用開始)。駐機場は第2ターミナルのほぼ倍の約20か所を確保します。
第3ターミナルから国際線が発着します。第2ターミナルは国内線専用となります。しかし、新たに出入国審査場などをつくるとコストがかかります。そこで、出入国審査場や保安検査場は第2ターミナルの施設を使うように設計されるようです。第3ターミナルを供用するときに税関職員や入国審査官などを増やすだけで対応できるようにします。
(参考:タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/kanku/、http://tabiris.com/archives/kanku-t3/)
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