和歌山電鐵の「たま電車」に「耳」がつく
和歌山電鐵の「たま電車」、このたび「耳」と「制帽」がつくことになりました。「耳」の付いた路線バスと路面電車はすでに事例がありますが(同じ両備グループの岡山電気軌道です)、鉄道の車両としては世界でも初めてのようです。
車両の前面に取り付けられた「耳」は、幅45センチ、高さ32センチのステンレス。右が黒、左が茶色です。「帽子」は冷房室外機カバーを黒く塗り、和歌山電鐵のロゴマークを付けたものです。「たま電車」に「耳」をつける構想は3年前からありましたが、高さなど安全性の問題があり、なかなか前に進みませんでした。9月になってようやく近畿運輸局から認可があり、「耳」などがつくことになったのです。
新しく「耳」がついた「たま電車」、乗客や地域の人の声に「聞く耳」を持って、「日本一心豊かなローカル線」を目指すとのことです。
(参考:和歌山電鐵ホームページ http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/president/131210.html、和歌山放送ホームページ http://wbs.co.jp/news/2013/12/10/34305.html、わかやま新報ホームページ http://www.wakayamashimpo.co.jp/2013/12/20131211_31620.html)
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