リニア甲府駅、オリンピックまでに開設?
品川-名古屋間が2027年に開業する予定のリニア中央新幹線ですが、甲府市にできる駅を2020年の東京オリンピックまでにつくることを検討しています。
リニア中央新幹線の甲府にできる駅は、山梨リニア実験線(42.8キロ)の西端から約6キロ離れたところにあります。そこで約6キロ延ばすことにしました。品川-名古屋間をオリンピックに間に合わせることはトンネルや地下が多いことから難しいですが(実験線レベルならともかく、それなりに距離があるのに中途半端なリニアを急いでつくる必要もありません)、リニアの甲府駅は地上にあるため、工事が比較的容易だとみています。駅が2つあれば、実験線の途中にある都留市の実験センターとの間で乗り降りができます。話が二転三転しているようですが、JR東海は今年10月の着工に合わせて、実験線を使った有料の体験乗車を始めます。駅が2つあれば利用者を増やすことができると考えられ、国内外に時速500キロのリニアをアピールすることができます。東京オリンピックで日本を訪れる外国人が多いので、よいアピールとなります。
今後は、用地の取得などがスムーズに進むかどうかに依りますが、実際にリニア甲府駅をオリンピックまでに開設することができるかどうか判断するようです。
(参考:朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASG1G54MQG1GOIPE01J.html)
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