いすみ鉄道、キハ52を首都圏色に
いすみ鉄道で2011年4月から走り始めたキハ52ですが、このたび塗装に劣化がみられることから、塗り替えられることになりました。クリーム色と朱色の一般色から朱色5号の首都圏色に塗り替えられるのです。キハ28の塗装は変わりません。
現行の塗装は2月16日までです(定期運行としての最終日であり、貸切や臨時列車での運行は含みません)。首都圏色としてのデビューは3月上旬の予定ですが(具体的な月日は後日発表されます)、その間の2月22日、23日の急行列車はレールバスでの運転となります。指定席なしで急行料金は不要です。しかし、このレールバス、ただものではありません。いすみ200形の3両編成で運行される予定です。実は3月末ごろにいすみ200形は1両が引退する予定です。定期列車としては最後の3両編成となる予定です。
キハ52単行での臨時運行も行われます。2月5日、7日の平日2日間に行われます。大多喜-上総中野間に普通列車として1往復、大原-大多喜間に急行列車として2往復運行します。急行は上総東、国吉に停車します。国吉では約10分停車します。急行に乗車の際は急行券が必要ですが、指定席はありません。ヘッドマークの取り付けもありません。
そのほか、2月1日から記念急行券(「ありがとう一般色キハ52 125 記念急行券・指定席券」)が発売され、同じく2月1日から休日ダイヤで運行する急行列車及び先ほど述べた臨時急行列車において(快速及び急行の普通列車区間を除きます)、検札時に記念乗車証を配付します。記念乗車証は予定枚数が終了次第、配付は終わります。
(追記)
いすみ鉄道がキハ52の塗装を首都圏色にしたのは、費用が安いからです。実はキハ52は2015年2月に3000万円かかる検査を控えていますが、いすみ鉄道はまだ検査を受けるかどうか決めていません。検査を受けなければ廃車となってしまいます。あと1年しか走らせることができないかもしれない車両に費用をかけることができず、コストの安い単色塗装にしたのです。
(参考:いすみ鉄道ホームページ http://www.isumirail.co.jp/?p=1390、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASG1P42NRG1PUDCB007.html)
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