関西線にSLを走らせる?
SLの定期運行を狙っている河村名古屋市長。あおなみ線で実験走行しただけでは飽き足らないようです。
河村市長がSLの運行を考えている区間は名古屋-桑名間。イベントのような形態で臨時運行することから始めたいようです。SLについては、個人で所有しているD51を取得して走らせたり、JRから借りて走らせたりすることを考えています。関西線でSLを走らせるという案は、河村市長だけが思いついたのではありません。もともと、愛知県西部にある沿線自治体の首長が提案したものです。地域を盛り上げるためのアイデアの一つとして出てきたのです。すでに蟹江町など沿線の一部自治体トップとも協議を始めています。
河村市長の構想では、科学館にあるB6(ドイツ製、約110年前のもの)を動かすとか、ターンテーブルがある亀山まで行くとか、臨港線を使うといったアイデアもあります。
市長の命令で何とでもできるあおなみ線、お金次第でSLなどを借りてくることができるJR西日本とは違い、今回は本気でJR東海を説得しないといけません。イベント列車に一番理解がなさそうな、あのJR東海が相手です。関西線は昔SLが走っていて、今も貨物列車が走っていることから、重量の問題はないでしょう。しかし、ガラガラで自由にダイヤを設定できそうなローカル線とは違い、関西線名古屋口は、日中でも快速と普通を合わせて1時間に4本、そのほか特急や貨物も通ります。単線で何とかしのいでいるのが現状です。市長の遊びに付き合う義理も義務もありません。
関西線にとって必要なことは、容量を増大させるための複線化であり、面白い列車を走らせることではありません。SLにお金を出すぐらいなら、複線化を進めたほうが有意義です。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131222-OYT1T00348.htm、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/CMTW1312242400006.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 新さっぽろの業務を市の直営に戻す(2026.06.07)
「JR東海」カテゴリの記事
- JR東海、中津川の待合室、売店をリニューアル(2026.06.07)
- JRの割引切符廃止で名鉄の券売機混雑(2026.05.16)
- 「ドクターイエロー」の後継は「ドクターS」(2026.05.10)


Comments