新幹線糸魚川駅の1階にキハ52
2015年3月に金沢まで開業する北陸新幹線。糸魚川にも駅ができます。
既存の駅舎の代わりに在来線上に橋上駅舎を置き、山側の新幹線部分には別途駅舎をつくります。新幹線と在来線の乗り換えはいったん改札を出ての乗り換えとなります。新幹線駅舎は3階建てで2階が改札、3階がホーム(相対式2面2線で12両編成が停車可能)、1階が糸魚川市の施設です。
その1階に特筆すべきものがあるのです。何と糸魚川市の施設の中に、ジオパーク情報発信コーナーのほか、ジオラマ鉄道模型ゾーンができるのです。そして、ジオパーク情報発信コーナーとジオラマ鉄道模型ゾーンの間に置かれるのが、キハ52。大糸線で走っていた車両です。
実は糸魚川市にはキハ52を復活させるという構想がありました。さすがに運行することは難しかったようで、新幹線駅の高架下で展示されることとなったようです。今はこのキハ52、金沢総合車両所の屋内で保管されていますが、2014年度中に糸魚川駅に輸送される予定です。
もっとも、糸魚川駅に展示されるキハ52、じっとしているわけではありません。レールが建物の外に1両分だけ伸びていて、車両を外へ移動させることができます。糸魚川の駅構内で機関車検修の場所として使われたレンガ車庫の3連アーチを復元し、そこからキハ52が顔を出す格好になります。屋外での車両展示は晴天の休日などに行いますが、キハ52のエンジンが動かないため、車両移動機を使って移動させる予定です。
(参考:糸魚川市ホームページ http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=5443、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/news/info/article/139360.html)
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