仙台市営地下鉄、中心部は200円均一運賃に
仙台市は、2015年に開業する仙台市営地下鉄東西線の運賃制度案を決めました。
東西線も南北線と同じ運賃制度になります。初乗りは200円(今年4月の消費税引き上げ分を上乗せした数字です)、3キロごとに加算され、250円、300円、330円、360円となります。仙台駅から東端の荒井、西端の八木山運動公園まではともに300円です。
仙台から3駅以内にある東西線、南北線の計13駅の範囲については、距離にかかわらずどの駅で乗降しても一律200円の均一運賃となります。乗降客の多い中心部で乗客の増加を図るのが狙いですが、地下鉄で均一区間運賃を導入するのは初めてのようです。現在3キロを超えるため240円(4月以降は250円)となっている区間も、東西線開業時には200円に値下げされます。
また、東西線の各駅で接続するバスについては、現在中心部のみで実施している100円均一区間を、八木山動物公園、薬師堂、荒井の3地区の約1.5キロ圏内でも導入します。最大で現状より50円安くなります。バスと東西線の乗り継ぎの促進を図るのが目的です。
話は変わりまして今年12月に南北線で導入予定の「イクスカ」ですが、東西線開業後は乗車ごとにポイントがたまり、たまったポイントを運賃の支払いに充てることのできるサービスを実施します。地下鉄とバスを一定時間内に乗り継ぐとさらにポイントが増える特典もあります。宮城交通のバスでも同様のサービスが導入できるように協議しているようです。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140121t15017.htm、MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/140123/myg14012303190000-n1.htm、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASG1P6DW0G1PUNHB014.html)
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