東海道線支線地下化、大阪市とJR西日本が事業費の負担に合意
関空特急「はるか」は、新大阪と西九条を結ぶ東海道線支線(梅田貨物線)を通ります。この東海道線支線は大阪駅のすぐ近くを通るものの、そこには駅がなく、大阪駅から「はるか」に乗って関空に行くことができませんでした。「関空快速」はありますが、停車駅が多いので、最速でも63分かかります。
この事態を解消するため、約2.5キロの地下化に合わせて、大阪駅に近いうめきた地区に新駅(仮称:北梅田)を設置します。北梅田は大阪駅と直結しています。北梅田から関西空港までは最速約45分です。2015年度着工、2022年度末が目標です。一時、2020年東京オリンピックに合わせて前倒しするという話はどこかに行ったようです。
総事業費は約690億円です。このうち、JR西日本が約115億円負担し、残りを大阪市と国が半分ずつ負担することになっていますが、このほど、JR西日本が事業費の負担に応じる方向であることが判明しました。大阪市とJR西日本は2014年度にも協定を結び、正式に負担額を決めます。また、2014年度予算案にJR西日本への設計委託費として1000万円を計上する大阪市の動きに合わせて、JR西日本も設計費を計上します。秋にも具体的な設計作業に入ります。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140123/waf14012308000002-n1.htm、毎日jp http://mainichi.jp/select/news/20140123k0000e040243000c.html)
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