つくばエクスプレス、守谷駅改良
つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道は、さらなる安定輸送の確保と利便性向上を図ることを目的に、守谷駅と総合基地を結ぶ入出庫線の複線化及び守谷駅の追越設備新設工事を行います。まずは守谷駅と総合基地を結ぶ入出庫線の複線化から。
守谷駅と総合基地を結ぶ入出庫線(約1.4キロ)は単線となっています。もしこの区間で車両故障等が発生した場合、総合基地から列車の入出庫ができなくなり、大規模な運休等につながる恐れがあります。そこで、この入出庫線を複線化することで、大規模な運休等の発生の可能性を減らすことにしました。2013年度から2015年度にかけて土木工事、2015年度から2016年度に軌道、電気工事、2016年度に線路切替工事を行い、2017年度に供用開始する予定です。
また、守谷駅は2面4線の駅ですが、快速が普通を追い越すことができません。内側の副本線からは入出庫線につながるだけです。つくばエクスプレス全20駅のうち、追越設備があるのは、八潮、流山おおたかの森の2駅のみです。そこで、守谷駅も渡り線を挿入することにより、追越設備を新設します。乗り換えを含めた所要時間の短縮や運転間隔の均等化が可能となります。2013年度から2014年度にかけて土木工事、2014年度から2016年度に軌道、電気工事、2016年度に線路切替工事を行い、2017年度に供用開始する予定です。
(追記)
2017年3月19日から入出庫線が複線になります。
(参考:つくばエクスプレスホームページ http://www.mir.co.jp/company/release/2014/post_27.html、http://www.mir.co.jp/company/release/2017/29319.html)
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