熊本市電に水戸岡デザイン超低床車両、「COCORO」登場
水戸岡氏デザインの超低床型路面電車が、熊本市内を走ります。しかも新車です。
熊本市は20日、10月から運行を始める超低床型路面電車(1編成2両)のデザインを発表しました。それによりますと、外観は濃い茶色のメタリックで、内装にはカエデなどの木材をふんだんに使い、「森と水の都くまもと」を表現します。車内は外観と同じ濃い茶色と、木材の色に近い明るい茶色のふたつの色で彩られます。取り外し式のテーブルも設置されます。
名前も決まりました。「COCORO」です。ビジネス客や観光客をおもてなしの心で迎えたい、との思いを込めたものです。車両の先頭に「水、緑、情熱」を表すシンボルマークをつけます。金色のハートを3つつなげます。車体下部には夜間の安全面を考慮してLEDライト約10個も取り付けます。定員は既存の車両と同程度の約80人、車両の製作費は約3.2億円とのことです。
なお、熊本市交通局は既存の超低床型車両7編成についても、2015年度から順次、「COCORO」と同じように濃い茶色と白の外観に変更する方針のようです。
(参考:西日本新聞ホームページ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/77056、くまにちコム http://kumanichi.com/news/local/main/20140321001.xhtml)
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