いすみ鉄道で夜行列車を運行
いすみ鉄道で夜行列車を走らせることは以前にも書きましたが、2月15日から16日にかけて、初めて夜行列車が運行されました。
とは言っても、いすみ鉄道は全線たった26.8キロしかありません。列車どころか、歩いても一晩でたどりつけそうな距離です。32人の乗客を乗せ、15日の22時に大原駅を出た夜行列車は、途中長い停車をしながら2往復半し、翌朝6時に大多喜駅に到着しました。
いすみ鉄道に夜行列車を走らせるというアイデアは、やはり鳥塚社長のアイデア。いすみ鉄道は国鉄時代につくられたディーゼルカーを2両所有していますが、古い車両だけに何かとお金がかかります。いすみ鉄道にはディーゼルカーの運行を支援するため、5000円から50万円の年会費を払う車両オーナー・サポーターがいます。今回の夜行列車は、この車両オーナー・サポーターを対象に参加者を募集しましたが、すぐに満員になったようです。料金は1席分の6800円から1人でボックスを占領できる11000円まで。途中駅では列車の撮影時間が設けられたり、臨時のラーメン屋が登場したりしました。
この夜行列車、5月にも運行する予定のようです。
(参考:朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://www.asahi.com/articles/ASG2J3WB3G2JUDCB009.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 夜行「ひのとり」、大阪発も登場(2025.04.23)
- 「3・3・SUNフリーきっぷ」で南海へ(2025.04.22)
- 大阪・関西万博に行ってきました(2025.04.21)
- 東京メトロ有楽町線延伸区間と東武伊勢崎線、直通運転へ(2025.04.18)
「関東・甲信越私鉄」カテゴリの記事
- 小湊鐵道と久留里線を結ぶバスツアー(2025.04.16)
- ひたちなか海浜鉄道の延伸が高校入試で取り上げられる(2025.04.09)
- 銚子電鉄の観光列車は「次郎右衛門」(2025.03.26)
Comments