JR北海道、レール幅が異常値を示せば運行停止
JR北海道にいろいろトラブルが続いていた2013年9月のことですが、函館線大沼駅のレール幅が(整備基準値である19ミリ(カーブの場合)の倍以上の)39ミリにも広がっているのに、補修されず放置された結果、貨物列車が脱線しました。当時の基準は点検で整備基準値を上回る異常値を示した場合、15日以内に補修をすることとなっていましたが、そのまま何もしなかったのです。
ところがJR北海道はこの4月から、新しい基準を導入することにしました。新しいルールでは、レール幅の広がりの程度によって対応を2段階に分けます。整備基準値の倍以上の異常値を示したら、即座にその線路を走る列車の運行を停止し、緊急に補修します。整備基準値以上だが、その倍未満の場合は、従来通り15日以内に補修することとしますが、その間は新たに徐行運転することを義務付けます。運行停止や徐行運転というペナルティを課すことによって、早急に補修するように促すのです。
(参考:北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/533321.html)
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