能登島、加賀温泉郷へのバスの話題
能登島、加賀温泉郷へのバスについて2題。
和倉温泉観光協会と和倉温泉旅館協同組合は4月4日から、和倉温泉から能登島をめぐるバス、「ひょっこり能登島号」の運行を始めました。和倉温泉旅館協同組合加盟旅館に宿泊した人のみが利用できるバスで、1日2便(和倉温泉観光会館9:00発と14:30発)あります。のとじま水族館か能登島ガラス美術館&能登島ガラス工房のどちらかを見学した後で、3時間後に和倉温泉観光会館に戻ります。和倉温泉駅で下車することもできます。9月までの金曜日と休日に運行し(8月は毎日運行)、料金は大人1000円、子供500円です(入場料等は別途支払います)。予約は宿泊する旅館のフロントに、前日17:00までに申し込みます。夏にはイルカウオッチングができる向田漁港へのコースも考えているようです。また、これとは別に、和倉温泉駅-のとじま水族館間の路線バスで乗り降り自由な一日乗車券の販売も始めます(2015年3月まで)。大人1000円です。こちらも宿泊客限定です。
次は金沢と加賀温泉郷を結ぶバス。もともとこのルートでのバスはあり、金沢駅発着で兼六園、香林坊を経由し、辰口、粟津、山代の各温泉を巡り、山中温泉に行くものでした。1日1往復していました。2013年度はこの北陸鉄道が運行するバスに、土曜、日曜は増便するかたちで実証運行をしてきました。しかし、これでは停留所は多く、時間がかかるという批判がありました。そこで今年度は土曜、日曜に兼六園下発着で金沢駅を経由し、片山津、山代、山中の各温泉に行く路線を設定します。4月5日から2015年3月末まで運行します。高速道路を経由するため、これまで金沢駅と山中温泉との間が約100分かかっていましたが、これが約70分に短縮されます。高速道路を経由する便を含めて、予約は不要です。また、毎日運行するバスを含めて、山中座など加賀市内の4施設のいずれかを200円で利用することのできる割引券も配ります。
(参考:北國新聞ホームページ http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20140401102.htm、http://www.hokkoku.co.jp/subpage/OD20140403501.htm、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20140404/CK2014040402000029.html、和倉温泉観光協会ホームページ http://www.wakura.or.jp/)
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