「指宿のたまて箱」、枕崎には行かず
JR九州指宿枕崎線の人気特急(2013年8月までの平均乗車率は約81%です)、「指宿のたまて箱」を指宿-枕崎間に運行するという計画については以前に書きましたが、それについて新しい動きがありました。
JR九州は3月中旬、「指宿のたまて箱」の運行を鹿児島中央-指宿間に固定する方針であることを、沿線の活性化を計画する官民グループ「夢たまプロジェクト」に伝えました。「指宿のたまて箱」は竜宮伝説など物語を重視したデザイン列車であるためです。「夢たまプロジェクト」は4月にも「指宿のたまて箱」の指宿-枕崎間の運行を行う予定でしたが、それについてもJR九州は「困難」と伝えました。
「指宿のたまて箱」を枕崎に引っ張ってくる計画は失敗しましたが、指宿、南九州、枕崎市の3市の関係者はJR九州に対して、普通列車の活用を要請し、引き続き地域活性化に取り組む方針を確認したとのことです。
(参考:南日本新聞ホームページ http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=55719、「鉄道ジャーナル」2014年4月号 鉄道ジャーナル社)
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