リニア技術、アメリカに無償提供か?
JR東海が山梨県内で実験中のリニア新幹線。JR東海が独自開発しているものです。
そのリニアですが、外国でも走る可能性があります。場所はアメリカ、ワシントンーボルティモア間約66キロに導入するようです。24日に予定される日米首脳会談において、リニア新幹線技術のアメリカへの技術導入で合意する方向です。
自社の持っている技術を他社に提供する場合、普通は使用料を受け取ることができます。長い年月、多くの人材と費用を費やしてようやくできた技術のコストをこうやって回収するのです。しかし、政府はせっかくのリニア技術を無償で提供するようです。技術を開発したJR東海もこれに同意しています。
もちろん、無償で技術提供すれば、使用料は入ってきません。短期的には損する取引ですが、それでも無償提供をするのは、リニア新幹線をアメリカに導入させるためです。アメリカも日本の技術を使用するならば、車両や部品の生産量も増えるので、コストの削減がなされます。アメリカでも日本と同じリニアを導入すれば、世界的な知名度が高まり、ほかの国でも採用するかもしれないとしています。そのあたりで元が取れるとみています。また、アメリカのリニアがたった66キロで終わるとは考えにくいです。リニア網は広がります。ワシントン-ニューヨーク間約360キロがリニアで結ばれ(安倍首相は首脳会談でワシントン-ニューヨーク間もリニアを導入するように打診します)、ほかにも広がることでしょう。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140413/plc14041309220003-n1.htm)
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