奄美にバニラ・エア
2013年12月に再出発したバニラ・エアですが、新たな路線ができることになりました。
それは成田-奄美線。奄美初のLCC路線で(一時期、スカイマークが鹿児島-奄美線を就航していましたが、1年程度で撤退しました)、1日1往復します。180人乗りのエアバスA320-200を使用し、7~8月は成田10:30発奄美12:55着、奄美14:10発成田16:30着のダイヤで運航されます(9月以降は変更予定)。
羽田-奄美間にはJALが1日1往復していますが、運賃は高く(正規の片道運賃で1.9~4.8万円程度)、距離の長い羽田-那覇線よりも割高になっています。利用者がある程度いる空港であるにもかかわらず(2011年の空港乗降客数統計によれば、全国36位。本州、北海道、四国、九州を除けば、那覇、石垣、宮古に次ぐ4位で、帯広や釧路と同程度)、羽田直行便が少ないので、どうしても高くなってしまいます。奄美空港を発着する便はJALのみであることも運賃が高くなる要因のひとつでしょう。奄美地域には2014年度、航空運賃の軽減などに利用できる奄美群島振興交付金が創設されました。バニラ・エアは交付金の適用率を国や鹿児島県と協議することにより、運賃をJALの半額以下にすることを目指すようです。なお、搭乗率は80%を目指すとのことです。
(参考:南日本新聞ホームページ http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=55944、http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=55900、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASG443WFYG44TLTB00B.html、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/amami/)
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