JR北海道、733系3000代を快速「エアポート」に投入
札幌と新千歳空港を結ぶ快速「エアポート」は転換クロスシートの721系が使われています(もしくは特急用車両)。ところが、その快速「エアポート」用の721系は12編成ありますが、ここ近年は利用者が増え、混雑が激しくなっています。転換クロスシートなので、荷物が座席や通路に置かれるという苦情も多かったのです。そこで、733系を増備することになりました。一連のトラブルなどに対する安全対策の一環で、7月以降11月下旬までに5編成30両を投入し、「エアポート」の4割を733系に置き換えます。約55億円をかけます。
快速「エアポート」用の733系は、733系3000代です。721系などと同じく、回転式リクライニングシートの指定席車両「uシート」を設置します。普通席はこれまでの転換クロスシートではなく、731系などと同じロングシートです。分割民営化以降、大都市圏を中心に転換クロスシートの普通列車が走っていますが、JR北海道では消える方向になります。新函館からのリレー列車同様、普通列車に転換クロスシート車両がないJR東日本の影響が強く出ているようです。1編成の定員は721系の約760人から約820人に増えます。そのほかの特徴として、乗降口のステップをなくし、車椅子対応の大型トイレを設置するなどバリアフリー化を推進します。客室の照明をLED化して、消費電力の低減を図ります。走行用モーターを改良することにより客室スペースの拡大を図ります。
733系3000代は快速「エアポート」のほか、札幌圏を中心とした快速列車や普通列車に投入します。快速「エアポート」には、721系など従来からの車両も引き続き使われます。なお、733系3000代にはこれまで「uシート」で行われてきたニュース等のFM文字放送を行いません。FM文字放送が終了するからです。721系などほかの車両においても、FM文字放送は行いません。
733系3000代の投入により廃車となるのは、711系。現在42両が函館線で走っていますが、今年度中に全車営業運転を終了する予定です。2013年度末で廃車するとの話もありましたが、元通りに戻ったようです。
(追記)
711系で運行する最後の列車は、ダイヤ改正の前日、2015年3月13日の岩見沢7:49発札幌8:38着の普通列車の予定です。到着駅の札幌では、到着ホームの3番線苗穂方先端付近で、横断幕による出迎えを行います。
(参考:JR北海道ホームページ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140514-1.pdf、http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150213-2.pdf、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2014/05/15/214/、北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/539296.html、http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/552274.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140515-OYTNT50043.html)
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