三陸鉄道、お盆に盛岡-久慈間直通列車運行へ
4月に全線復旧したばかりの三陸鉄道。観光需要に支えられ、好調のようです。
ところが、鉄道だけで三陸鉄道の北リアス線に行くのは難しいです。三陸沿いに列車を乗り継いでいくのは無理で(鉄道の代わりにBRTが走っている区間や、それすら整備されていない区間があります)、盛岡からの山田線は本数が少なすぎ(県庁所在地に直通するため、それなりに需要がありそうですが、バスに完全に負けています)、八戸からの八戸線は遠回りです(「Tohoku Emotion」には乗りたいところですが、一人では乗れないのがネックです)。
その三陸鉄道ですが、お盆(8月中旬のお盆を挟んだ10日間程度)に山田線に乗り入れ、盛岡-久慈間を直通する列車を運行することを考えています。直通列車は1日1往復で、JR東日本も車両を乗り入れる、相互直通運転とする方向です。三陸鉄道内は定期ダイヤに組み込むかたちで運行されるようです。三陸鉄道は普通車両1両とレトロ車両2両を連結した3両編成で走る予定です。盛岡-久慈間約173キロを約4時間で結びます。
ただいまJR東日本と調整中で、今月中にも正式に決定する見込みです。
(参考:岩手日報ホームページ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140506_8)
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