大阪府、大阪市、夢洲カジノに鉄道建設案
今のところ日本にはカジノはありませんが、その日本にもカジノをつくる計画があります。統合型リゾート(IR)と言われ、カジノのほか会議場や商業施設、観光施設もあります。デメリットも当然ありますが、訪問客の増加(当然ながらお金を落とします)や雇用の増加などのメリットもあります。自民党や日本維新の会などが2013年12月、IR推進法案を提出しています。カジノは東京や大阪など、複数の都市が誘致しようとしています。
大阪府と大阪市は、大阪市臨海部にある夢洲にカジノを誘致しようとしています。東京オリンピックが開かれる2020年の開業を目指します。都心部に近く(公共交通機関で30分以内)、広い土地(今後埋立する分も含めて約150ヘクタール)が確保できるからです。ただ、夢洲には鉄道がありません。かつて計画はあったのですが、オリンピックの招致に失敗して消えてしまいました。
そこで誘致を優位に進めるためにも鉄道を整備することも考えています。すでに橋下大阪市長は、夢洲に乗り入れる鉄道インフラについて検討するように担当部局に指示しています。大阪市営地下鉄中央線やJR桜島線の延伸を考えているようですが、オリンピックのためにすでに夢洲と咲洲との間に鉄道トンネルをつくっていることから、地下鉄の延伸が有力視されています。財源は事業者負担だけではなく、税金を投入することも考えているようです。すべてを含めると1兆円規模の投資になるようです。
(参考:日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC2202P_S4A420C1AC8000/、MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140422/waf14042218470030-n1.htm、毎日jp http://mainichi.jp/select/news/20140423k0000m040065000c.html、http://mainichi.jp/select/news/20140618k0000e040230000c.html)
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