北越急行、北陸新幹線開業後も快速列車は運転
今は越後湯沢と金沢を結ぶ特急、「はくたか」が多数通過していて好調の北越急行ですが、2015年春に北陸新幹線が開業すると、ドル箱の「はくたか」は消えてしまいます。運輸収入の9割を稼いでいる「はくたか」が消えてしまうのです。
開業後は単なるローカル線となってしまう北越急行。しかし、北越急行は北陸新幹線開業後も、現在の普通列車の本数を維持したうえで、その一部を快速列車として、越後湯沢-直江津間を直通させる計画です。快速の所要時間は1時間程度で、「はくたか」よりは10分程度時間がかかりますが、普通列車としては俊足です。もっとも、直江津を利用している人がどれだけ北越急行を利用し続けるかは不透明ですが。駅前ならともかく、今まで直江津に車でアクセスしてきた人は、新幹線開業後は上越妙高に車で行くでしょう。
財源については100億円を超える内部留保を使うとのことで、当面は問題ありません。ただし、このような北越急行の意欲的な計画も、越後湯沢や直江津への乗り入れ継続ができないと意味はありません。JR東日本とは、越後湯沢や直江津への乗り入れ継続について協議するとのことです。
(参考:タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/post-4019/)
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