えちぜん鉄道、吊り掛け式電車引退していた
古い車両がたくさん走っていたえちぜん鉄道ですが、ほかの鉄道会社からの中古車両を導入し、置き換えが進んでいます。元愛知環状鉄道の100形、300形(えちぜん鉄道ではMC6001形、MC6101形)、元JR東海の119系(えちぜん鉄道ではMC7000形)が入り、近代化が進んでいます。置き換えが完了すると、元愛知環状鉄道、元JR東海の車両が大半を占めることとなります。
新しい車両を導入すれば、古い車両は引退することとなります。吊り掛け式のMC2101形(2111、2116)です。2013年12月26日の勝山発18:48発福井行きが最後の運用となりました。MC2101形は、京福時代に南海1201形を譲り受けた車両で、1982年には車体を阪神5231形に更新しています。2111以降は両運転台構造となっています。
2111はえちぜん鉄道最後の非冷房車でもあります。今回の引退で吊り掛け式の車両はいなくなり、冷房化率100%を達成しました。
(参考:「鉄道ジャーナル」2014年3月号 鉄道ジャーナル社)
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