JR西日本、ひとりでも利用できる「山陰めぐりパス50」発売!
JR西日本は、平成の大遷宮があったばかりの出雲大社など魅力的な観光スポットが多い山陰を楽しむことができる、新たなきっぷをつくりました。
そのきっぷは「山陰めぐりパス50」、京都市内、大阪市内、神姫ゾーン(JR神戸線立花-姫路間、和田岬駅、新神戸駅)から山陰エリアの自由周遊区間(山陰線東浜-益田間など)に行くことができるものです(同様の切符が、広島市内からは「山陰フリーきっぷ50」、小倉、博多からは「山陰フリーパス50」という名前で発売されます)。
「山陰めぐりパス50」の発売期間は6月18日から9月26日(利用開始日の1か月前から前日までの発売、9月27日出発分まで発売します)、設定期間は7月18日から9月30日です。8月11日から20日の間は使えません。有効期間は連続する4日間です。出発地からの往復は新幹線・伯備線経由(新幹線、在来線ともに特急普通車指定席が使えます。「のぞみ」「みずほ」にも乗ることができます。京都市内発着の場合、新大阪までは在来線新快速、快速、普通列車の自由席に限ります)か智頭急行線経由(「スーパーはくと」普通車指定席のほか、上郡以北は「スーパーいなば」普通車指定席も使えます。「スーパーいなば」乗車のときは、上郡までは在来線新快速、快速、普通列車の自由席にしか乗ることができません)です。行きと帰りで同じ経路を指定することはできず、違う経路を購入時に指定しないといけません。行きが新幹線・伯備線経由なら帰りは智頭急行経由、行きが智頭急行経由なら帰りは新幹線・伯備線経由でないといけません。なお、自由周遊区間では特急の普通車自由席に乗ることができます。自由周遊区間以外では途中下車できませんので、御注意ください。
このきっぷは数字の「50」がある通り、50歳以上の人のためのきっぷです。しかし、JR西日本の周遊タイプのきっぷとしては珍しく、ひとりでも利用可能です。旅行中は健康保険証など年齢を証明するものを携行する必要があります。発売価格は、京都市内発が10500円、大阪市内発が10000円、神姫ゾーン発が9500円です。大阪市内-松江間を「のぞみ」と伯備線特急普通車指定席で往復すれば21620円(通常期)しますから、半額以下です。ジパング倶楽部会員なら、さらに1000円ずつ安くなります。購入時及び旅行中は「ジパング倶楽部」会員証を提示・携行する必要があります。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/06/page_5734.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 夜行「ひのとり」、大阪発も登場(2025.04.23)
- 「3・3・SUNフリーきっぷ」で南海へ(2025.04.22)
「JR西日本」カテゴリの記事
- 週末の「くろしお」はチケットレスでお得(2025.04.13)
- JR西日本とJR四国が24240円で2日間乗り放題(2025.04.12)
- JR西日本にも阪急にも乗ることができるフリー切符(2025.04.12)
Comments