大船渡線BRT、気仙沼市内にも専用道建設か?
最初はほとんど専用道区間がなかった大船渡線BRTですが、その後専用道は伸びていきました。しかし、専用道は陸前高田市と大船渡市にあり、気仙沼市部分はすべて一般道を走行します。
ところが、一般道しか走行しない気仙沼市においても、専用道ができるようです。5月27日の気仙沼市議会東日本大震災調査特別委員会において、JR東日本が気仙沼-鹿折唐桑間約2.3キロについて専用道の整備を検討していることを明らかにしたのです。JR東日本は5月22日に気仙沼市に対して、専用道の整備計画案を示していたのです。
工期は約7か月間と見込まれ、気仙沼-鹿折唐桑間の専用道化ができれば、大船渡線BRTも気仙沼線BRT同様、気仙沼駅に乗り入れることができ、気仙沼市中心部の交通渋滞を避け、高速化が可能になります。気仙沼市はかつて鉄道の復旧に支障を及ぼさないように、BRTも専用道ではなく、一般道を通ることを要望していたのですが、気仙沼駅前で災害公営住宅の建設開始が近づき、鹿折唐桑駅近くの土地区画整理の工事も本格化してきたことから、道路が混雑すると予想されるため、方針を転換したようです。
(追記)
気仙沼-鹿折唐桑間の専用道延伸工事は8月18日から行います。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140528_11032.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASG5W62GRG5WUNHB01H.html、JR東日本盛岡支社ホームページ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1407824139_1.pdf)
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