吾妻線にも「Suica」一部導入、10月1日から
10月1日は八ッ場ダム建設に伴い線路の付け替えられ、新ルートでの営業を開始する日なのですが、同じ10月1日に吾妻線に新しいサービスが導入されます。一部の駅において部分的に「Suica」が導入されるのです。
どういうことかといえば、現在の「Suica」エリアとの利用が多い、吾妻線中之条、長野原草津口、万座・鹿沢口の3駅で、「Suica」が使えるようになるのです。以前紹介した記事の通り、現在の「Suica」エリアと今回利用可能となった3駅との間を乗車する場合及び今回利用可能となった3駅同士を利用する場合に使えるようになります。なお、新たに利用可能になる3駅を含む「Suica定期券」の発売はなく(つまり、高崎-中之条間の「Suica定期券」は発売されません)、新たに利用可能になった3駅では、「Suica」の発売、払い戻し、再発行はしません。事前に「Suica」にチャージしておいた場合のみ使えます。4月1日に消費税率の変更により運賃が値上げされ、これまでの10円単位オンリーから、「Suica」を使った場合は1円単位に変わります。
吾妻線内の3駅で「Suica」が部分的ながら使えるようになるため、10月1日からは大都市近郊区間が拡大します。吾妻線全線が大都市近郊区間に加わります。大都市近郊区間内のみを乗車する場合、最も安くなる経路で運賃が計算される一方(普通乗車券や普通回数乗車券で乗車する場合)、乗車券の有効期間は発売当日限りとなり、途中下車はできません。吾妻線方面に行かれる方は御注意ください。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2014/20140513.pdf)
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